同窓生紹介〜竹下博喜さん〜
 
【大分合同新聞11月22日朝刊掲載「ひと」の欄より】
※世界一へ新技術採用
 新日本製鐵大分製鉄所2号高炉改修の現場指揮を執る<竹下博喜さん>
 機械工学科第8回卒業生(昭和50年卒)
 来年2月、前回改修から15年ぶりに着工する2号高炉の改修で、プロジェク トサブリーダー兼操業班長として現場指揮を執る。
 目指すのは、炉内容積、出銑能力日量世界一の炉造りと炉寿命の延長、同等規 模の改修工事で世界最短クラスの工期(高炉休止期間)達成。準備には4年半前 から取り組んできた。
 韓国、中国のアジア勢が日本を激しく追い上げる製鉄業。コストや生産性に直 結する高炉の改修は、社内でも相当に面白い部類の仕事だと言う。「高炉は比較 的寿命が短い設備で、新しい技術を持ち込む機会が10年から15年ごとに確実 にやってくるから」。
 今回も炉寿命延長のための新素材や、あらかじめ造ったパーツをつなぎ合わせ る大ブロック工法による期間短縮など、新技術を多く採用した。「他社はもちろ ん、社内のほかの高炉に負けない高炉にしようといい意味のライバル心を持って 仕事をしている。」技術屋のプライドがのぞいた。
 湯布院町で生まれ、大分高専を卒業して1975年に新日鐵に就職。高炉改修 に携わるのは本社勤務時代を含めて今回で4回目。「みんなで力を合わせてやる のが面白い。火入れが無事完了した後、みんなで飲む酒は特別な味がする」。
 長女は東京の大学に通い、大分市内の自宅で妻と長男、次女の4人暮らし。48歳。